採用学を学ぶことが優秀な人材確保に直結する

求人広告を出したりして、新しい人材を募集する場合。
なかなか人が集らず、面接で採用しても、内定お断りをされてしまうケースも多いと嘆いている企業が少なくありません。
その時の状況によっても異なりますので一概には言えませんが、もしかするとそれは、採用学を勉強すれば解決する可能性があります。

採用学とはその名の通り、人を採用する為にはどうすれば良いのか、人材を集めるためのポイントなどをまとめた事柄を指します。
学と言うだけ有り、人材採用にはそれだけ傾向がありますので、採用学を学んだら、何かと状況が良くなるというケースが少なくないでしょう。

例えば、このようなポイントを押さえて、採用学を実践していくことをおすすめします。

曖昧にすることは結果としてマイナスになる

採用条件を募集段階で曖昧にしてしまうと、結果としてマイナスな状況に陥る可能性が高くなりますので注意が必要です。
例えば、人気のフレックス制導入検討中、昇給の可能性有りなど、一見魅力的に見える物の、よくよく見てみると何だかあまりプラスでは無いような条件を提示している場合が少なくありません。
曖昧な条件で面接に人が集っても、入社してから、新人が裏切られたと感じるようになり、結果として、すぐに辞めてしまうような状態に繋がります。

実際に曖昧な条件でも、応募者にとってプラスな環境となれば話は別ですが、裏切られたと感じたら大変なことです。
これは企業側が説明責任を果たさなかったことによって起きてしまったミスと言えますので、出来るだけ最初から、応募要項は明快に書き記しておきましょう。

応募者数の数が多い=欲しい人材が集ると言うわけでは無い

応募者数の数を増やすために、敢えて曖昧な情報を記載し、ポジティブな情報のみを要項に記入するという企業もいますが、その考え方こそが実は間違いです。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというように、応募者数の数がイコールで、優秀な人材確保に繋がると考えてはいけないでしょう。

どんなに優秀な人材でも、企業側に裏切られたと感じた瞬間から、長期的に働く可能性がぐんと減ってしまいます。
いつ何時辞めても可笑しくないような所まで追い詰められる応募者もいますので、結果として企業側がマイナスとなる可能性が高いでしょう。
人材を募集する際には出来るだけ、遠い目で見て判断をすることが大切になります。
その場では確かに人材確保をすることが出来るかもしれませんが、10年後、20年後を見て、人材がいなくなってしまうのでは、それこそ本末転倒になりますので気をつけましょう。