待ちだけでは欲しい人材が集らない!攻めの採用が大切

人材採用を行う際には、求人広告を出して、応募があった方を対応するというスタイルが、従来のやり方になります。
いわゆる、“待ち”のスタイルで、応募者からの応募を待ち、その都度、面接、人材選択を行なって行くことが、こちらのスタイルの特徴でした。

ですが近年、人材不足に伴い、どこの企業も人材募集競争が激化。
待ちの姿勢のみではなかなか人材が集らず、欲しい人材はすぐに、他の企業へと取られてしまう始末と言えるでしょう。
場合によっては、面接に来て採用通知を出した応募者が、他の企業に取られてしまうというケースも少なくありません。

これはいわゆる、待ちのスタイルが生み出す危険性の1つで、受け身の体勢で居た結果、採用者の気が変わり、別の企業へと心変わりされてしまったと言えます。
これからの時代、欲しい人材をゲットするためには、“攻め”の人材採用をしていく必要があるでしょう。

攻めの採用は具体的に何をやる?

この攻めの人材採用は、とにかく応募者に興味を持って貰えるような、積極的な求人情報を出していく必要が有ります。
例えば、このような方法を活用していく企業が多いでしょう。

まず、SNSを活用した攻めの姿勢です。
SNSで転職希望者や気になる人材をフォローし、そこからの繋がりで面接にこぎ着けることで、採用をするというスタイルになります。
また、ツイッターなどの場合、フォロワー数によって一次試験クリアとしているような企業も多く、学生からの興味を持たれやすいと言えるでしょう。
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次に、独自の選考基準を設けた採用スタイルです。
通常、エントリーシート提出、面接、採用というのが主な流れになりますが、企業によっては、そのような面倒な流れを一切廃止しています。
実技試験のみで、その時に出される課題をクリアすれば合格、自分の持っている技術を見せれば合格というように、その場のテストのみで採用が決まるというスタイルを取っている企業もあるでしょう。

また、卒論や論文のみで採用を決める企業も多く、手間暇お金の節約となっていると言えるでしょう。
このように、企業によって今までには無かった採用基準、選考方法を取り入れることで、学生が興味を持ちやすく、人材確保に繋がっていると言われています。

時代に取り残されないように募集スタイルをその都度変える

欲しい人材を確保するためには、従来のやり方のみではいけません。
応募者にも興味を持って貰えるような、イベント形式の採用選考を心がけることが、重要になるでしょう。

新卒採用者のみでは無く、転職採用者にもこうした基準を設けている企業が多いため、益々攻めの人材採用スタイルは普及していくと言えます。
時代に合わせたやり方、その時々によって募集スタイルを変えることが、人材を集めるためには重要なポイントになるでしょう。