クレドと経営理念は別の物?

近年多くの企業で導入されることが増えたのが、クレドです。
経営理念と一緒にされることが多いですが実は少し違う物で、クレドは、志、戻るべき指針という意味合いが有ります。
経営理念の場合は、将来的に企業がどんな会社になりたいのか、基本的には企業の事を考えて作成されたことですが、クレドは異なるのです。

クレドの場合は、一人一人が何を指針として、根本的に何をも芯として働いて欲しいのかを明確にした物です。
このクレドが設定されていない企業も多いですが、クレド設定を行なう事で徐々に浸透しつつ、以前に比べると認知度が高まったと言えるでしょう。

またクレドを設定することで、どんなに様々な従業員が集まっても、基本的に目指す方向性や考え方は統一されると言えます。
クレドを設定していないという企業はまず、クレド設定を心がけることが重要です。

クレドを使って社員育成を行う

クレドを使うことで新入社員の育成を行なって行く事は大切です。
さらにクレドは、その企業で働く全従業員が必ず脳内にたたき込んでおくべき指針、根本的な考え方として、重宝されているでしょう。
このクレドを元にして、基本的な働き方を初め、考えるスタイルを身につけてもらうようにしてみて下さい。

経営理念を事前に頭に入れておいている新入社員は多いのですが、クレドは頭に入れていないという方も少なくありません。
単純にまずは覚えてもらう所から初めても構いませんので、是非とも指導の際に育成をするように心がけましょう。

面接の段階でクレドを伝える事が重要

面接の段階で、事前にクレドを伝え、クレドを元に働く事が出来るかなどを、事前に確認しておきましょう。
内容は企業によって、クレドを指針として働くことが出来ない場合は、採用したとしても継続が出来ない傾向があるため、事前に確認することを確実に行っています。
はじめに面接の段階で、クレドをご覧になりましたかと聞き、見ている人を中心に採用する人間を決めることが重要です。
本当に見ているかどうかを判断するためには、その場でクレドを述べてもらうことも必要となるでしょう。

クレドはこのように、非常に重要な指針となる事が多い部分のため、面接段階で色々と確認をすることが大切です。
その為クレドのことを自身で話してきた方は見込みがあるので、採用する方向で考えてみて下さい。